知らないと大失敗!?住宅ローン申込時の知られざる注意点とは??
こんにちは、厚生住宅建設の西村です。
前回は、「若くして家を買う」ことの“知られざるメリット”についてお話しました。
(https://www.koseijutaku.co.jp/blog/nouhau/20代で家を買う。その知られざるメリットとは?)
今日は、特に若い方に知っておいていただきたい、「住宅ローンの注意点」についてご紹介いたします。
まずは、住宅ローンの基礎知識から。
住宅ローンを借りるには、事前審査(仮審査)と本審査を受ける必要があります。
事前審査と本審査の違いは、審査の“目的”の違いです。
事前審査は、「融資できるかどうか?」を審査するもの、本審査は、不動産売買契約を結んだ人を対象に「本当に融資していいか?」を審査するものです。
事前審査の際にチェックされるのは、住宅ローン利用者の年収や勤続年数、会社の規模、返済計画など。
本審査では、仮審査の内容に物件の担保評価なども加えてチェックされるため、必要書類も多く、審査期間も長くなります。
本審査に通れば、あとは家が完成するのを待つばかり。
いよいよ、夢のマイホーム生活のスタートです!
・・・が、ここに注意していただきたいポイントが隠れています。
本審査が通れば終わり、ではありません。
住宅ローンの“決済”が終わるまで、油断しないでいただきたいのです‼
住宅ローンの決済とは、金融機関から物件の売り主に対して、契約の残金が振り込まれること。決済されてはじめて、融資が実行されたということになります。
そして、この住宅ローンの融資実行日は一般的に、物件の引き渡し当日です。
引き渡された土地や建物を金融機関が担保することではじめて、抵当権を設定できるようになるからです。
さて、ここで何に注意が必要かというと・・・
本審査から融資実行日(=引渡し日)までの間に、ご自身の身の回りに大きな変化があれば、住宅ローンは再審査になる、ということです!
たとえば、結婚や転職。
ご結婚されて、扶養人数が増えれば、再審査となります。
転職されて、勤務年数や勤務先が変更になれば、同じく審査し直しです。
いくら本審査に通っていたとしても、再審査によってローンが借りられなくなってしまった…ということにもなりかねないのです。
将来的に、結婚や転職をお考えの場合には、ぜひご注意いただければと思います。
詳しくは、お気軽にご相談くださいね!