これだけは知っておきたい!家づくりの成否にかかわる専門用語をご紹介
こんにちは、厚生住宅建設の中川です。
家づくりを始めると、不動産屋さんや住宅会社から、いろいろな専門用語を聞かれるか思います。
その意味を知らないで聞き流してしまうと、のちのちの後悔につながってしまうことも…。
そこで今日は、家づくりの成否にかかわりかねない重要な用語をご紹介いたします!
■延床面積
各階の床面積を合計したもの。1階60㎡、2階40㎡なら、延床面積は100㎡です。
ただし、ロフトは算入しない、バルコニーや玄関ポーチなどは条件付きで算入しないなどの細かい規定があります。
■建ぺい率/容積率
敷地に対する建築面積の割合です。地域ごとにルールが定められています。
たとえば、建ぺい率100%であれば、敷地いっぱいに家を建てられるということ。
建ぺい率によって、隣り合う家同士の間隔が違ってきます。
住宅がびっしりと立ち並んでいるような地域は建ぺい率が大きく、ゆとりをもって建てられている地域は建ぺい率が小さいということが見て取れます。
同じ面積の土地でも、建ぺい率によってどれくらいの大きさのお家が建てられるかが違ってくるため、土地探しの際には必ず押さえておきたいポイントです。
一般的に、建ぺい率とセットで容積率も定められています。
容積率は、敷地に対する延床面積の割合です。
■2項道路(みなし道路)/セットバック
2項道路とは、建築基準法ができる前からあった“幅員4m未満”の道路を指します。
この道路に接した土地に家を建てる際には、幅員4m以上となるように、敷地の一部を道路部分として負担する必要があります。
境界線を後退させることから、これを「セットバック」といいます。
また、建ぺい率や容積率の計算も、セットバック部分を除いた面積をもとに行わなければなりません。そのため、前面道路が2項道路にあたるかどうかは、土地選びの際の非常に重要なポイントとなります。
■建築条件付き土地
文字通り、建築する際に一定の条件がある土地のことを指します。
その条件は、「この土地に家を建てる際、あらかじめ決められた施工会社に依頼しなければならない」というものです。
また、購入から一定期間内、一般的に3ヶ月以内に請負契約を結ぶ必要もあります。
ぜひ、参考にしてみて下さいね!