折り下げ?折り上げ??天井高の変化で楽しむ空間づくり

2022/03/10

こんにちは、厚生住宅建設の中川です。

 

みなさんは、「折り上げ天井」「折り下げ天井(下がり天井)」という言葉をご存知ですか?

 

これらは、天井の高さに変化をつけることで空間をデザインする手法のひとつで、実際に当社でも、現在建築中のお家で採用させていただいております。

 

 

折り上げ天井とは、天井の一部分を周囲より一段高く掘り込んだ天井のこと。
リビングや玄関などで多く採用されていますが、天井が高くなることで開放感が生まれ、空間を広く見せる効果が期待できます。

 

 

折り上げ部分の色や素材を変えれば空間にメリハリが生まれますし、あえて化粧梁を見せることで、アクセントの効いたオシャレな空間を演出することもできます。

 

一方の折り下げ天井は、天井の一部分を下げることを指します。
折り下げ天井がよく用いられているのは、キッチンです。
リビングの天井を高くして開放感を演出する一方で、キッチンはあえて一段下げることで、見えない壁をつくったように空間が仕切られた印象になります。

 

折り下げ部分をキッチンと同系色にしたり、木目調にしたり。選ぶ素材や色次第でお気に入りのキッチン空間を演出できますよ♪
キッチンの天井を下げることで、リビングの天井がより高く感じられるのもメリットのひとつです。

 

折り上げ天井、折り下げ天井ともに間接照明を設置するケースも多く、LDK空間をより一層オシャレに、かつ高級感を演出することもできます。

 

また、天井を通常より少し低くすれば、空間に“こもり感”が生まれます。
たとえば、和室の天井や書斎スペースの天井などは、低くしてみてもいいかもしれません。よりリラックスできる空間を演出できると思います(^^)

 

また、寝室には、暗めの色合いの天井を採用するのもオススメ!
落ち着きのあるくつろぎ空間を演出できますよ♪

 

ぜひ家づくりの際には、天井の高さや色、素材にもこだわってみてくださいね!