20代で家を買う。その知られざるメリットとは?
こんにちは、厚生住宅建設の西村です。
「家は、できるだけ早く買ったほうがいい!?」
そんなお話を耳にされることがあるかと思います。
もちろん、住宅購入の時期を含め、人生設計は人それぞれですが、マイホームを早く建てることにはいろいろなメリットがあります。
まず何より、住宅ローンの返済が早く終わることが大きなメリットです。
定年後も長く返済が続くより、現役で働いている間に終わらせられるなら、それが一番理想的ですよね!
住宅ローンの返済期間は最大で35年間となっていますので、25歳で購入すれば遅くても60歳で完済。その後は、毎月の支払いについて心配することなく、安心して暮らしていけるということになります。
また、あまり知られていないもう一つのメリットとして挙げられるのが、早くローンを組んで早く完済することで、その後にもう一度ローンが組めるということです。
たとえば、子どもが独立して夫婦2人暮らしになったとき。
「2人には、この家は大きすぎるな」と感じられる方もいらっしゃいます。
そんなとき、もしローンを完済していれば、1軒目の家を賃貸に出しながら、新しくローンを組んで、より暮らしやすい、グレードアップした家を建てるということもできるのです。
賃貸で得た家賃収入もありますから、1軒目よりもっとローンを早く終わらせることもできますし、早く済ませて、3軒目を購入される方も多くいらっしゃいます。
所有する不動産が、どんどん増えていくのです。
1軒目を売却して、その分を2軒目の頭金に充てるという方法もありますが、売却は最終手段として考えておいてください。
というのも、ローンを完済する頃には、土地の価値しかない状態だからです。
5年待って売却しても、金額は変わりません。
まずは、賃貸で検討されてみるのがベストかと思います。
「小さい家でもいいから、早く建てたほうがいい!」
そう断言される方のお話の裏には、こういった理由があるということも、ぜひ覚えておいていただければと思います。